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羽田空港と米国を結ぶ定期便を巡る日米の航空交渉が16、17両日、東京で行われる。現在、羽田で米国向けは深夜に出発する便しかない。今回の交渉では、出発時間帯を昼間にも広げ、就航先も増やすことで合意できるかが焦点になる。

羽田と米国を結ぶ定期便は1日8便(往復)あるが、出発時間は全て午後10時以降となっている。また、就航先はハワイと米西海岸のロサンゼルス、サンフランシスコに限られている。

今回の交渉で日本側は深夜出発を2便に減らす一方、昼間出発で新たに10便を設け、1日の便数を現状より4便多い12便にすることを提案する方針。ニューヨークなど東海岸向けも新たに設け、時間帯、就航先を多様化することで利便性を高めたい考えだ。

日米で合意できれば、今年秋にも米国向け定期便が拡充される見通し。成田空港では既に昼間に東海岸へ向かう便があるが、国内便が多い羽田で就航先が増えれば、地方から米国へ向かう利用者にとって便利になる。

羽田と米国を結ぶ定期便を巡っては2009年に、日米が定期便8便を新設し、日米の航空会社にそれぞれ半数ずつ配分することで合意。羽田では14年に米 国以外も含めた国際便で新たに40便を設ける方針が決まり、日米の航空会社が米国向け定期便の拡充を要望していた。昨年12月に行われた日米航空交渉でも 議論されたが、米国の一部航空会社で反発があり、合意できなかった。